謎解きは世界大戦のあとで

キコニアのなく頃に考察

【Phase1-3】クロエは裏切り者なのか

生きて、帰れたらの話ですがね

f:id:NeutralDigamma:20200129181549j:plain f:id:NeutralDigamma:20200129220146j:plain f:id:NeutralDigamma:20200129181552j:plain クロエは、本編の最終章にて極めて不審な行動を取る。味方のはずのリリャに対し、空中で鎮圧用の電撃を流して行動の自由を奪い、ミサイルを直撃させて殺害してしまうのである。

このような暴挙に及んだのは、クロエこそが第九最上騎士団のスパイであった証拠なのであろうか。

あなたは誰なんですか

f:id:NeutralDigamma:20200129183636j:plain f:id:NeutralDigamma:20200129183955j:plain しかし、前段の描写を見ると、クロエはリリャに対してのみ何らかの疑惑を抱いていたようである。この問題については記事を改めて検討する。

都雄顔負けの熱血

f:id:NeutralDigamma:20200129185927j:plain 大浴場騎士団結成時のクロエは、都雄に心酔している様子である。

f:id:NeutralDigamma:20200129185935j:plain 停戦前のラストスパートが明らかになった際、クロエは「騎士団として何かできることはないのか」と都雄に食ってかかる。

f:id:NeutralDigamma:20200129185943j:plain クロエは、訓練生たちにも「死ぬな、殺すな」の理念を説こうとする。

これら全ての態度が演技であったと考えるのは無理があるように思える。クロエが裏切り者であったならば、そこまでする必要はないであろう。

結論

リリャの殺害以外には、クロエの言動に不審な点は見つからない。その点さえ説明できるならば、彼女が裏切り者である可能性は低いことになる。