【Phase1-8】ABNの裏切り者は誰か
イェルダット・シャヴィット、やってられっか
レア、ファトマ、ステファニアの3人は相当怪しいが、最終戦で味方を撃てという命令を拒否したことで疑惑が薄れる。
また、彼女たちは大浴場騎士団のメンバーではないので、ナイマたちが組織的サボタージュをしているという情報を得る手段に乏しいということも、第九最上騎士団のスパイであることを否定する要素である。
死にも殺しもしない戦い方を見せてやる
ナイマは、クロエや鈴姬に劣らず非常に熱い。素直に読む限りは、ABNの中で最も裏切り者の可能性が低そうな人物である。
わうわうの方のナイマもこの通り、ほぼ疑う余地がない。
スタニスワフか、ナオミか
残りはスタニスワフとナオミの二択となる。
スタニスワフは「死ぬな、殺すな」の理念を説いている。「神を試せと唆す悪魔の声」とは、いかにもABNらしい表現である。
それに対する返答。ナオミは「死なない」と言っているだけで「殺さない」とは言っていない点が気にかかる。場合によっては殺しても良いと思っているのかもしれない。
乾杯の場面。これがスタニスワフの最後のセリフである。一方のナオミには、このように積極的に賛同している描写はない。したがって、少々根拠が弱い感はあるが、ここは消去法でナオミとしておく。
結論
ABNの裏切り者は、ナオミである。