謎解きは世界大戦のあとで

キコニアのなく頃に考察

【Phase1-8】ABNの裏切り者は誰か

イェルダット・シャヴィット、やってられっか

f:id:NeutralDigamma:20200130115818j:plain f:id:NeutralDigamma:20200130115829j:plain レア、ファトマ、ステファニアの3人は相当怪しいが、最終戦で味方を撃てという命令を拒否したことで疑惑が薄れる。

また、彼女たちは大浴場騎士団のメンバーではないので、ナイマたちが組織的サボタージュをしているという情報を得る手段に乏しいということも、第九最上騎士団のスパイであることを否定する要素である。

死にも殺しもしない戦い方を見せてやる

f:id:NeutralDigamma:20200130122021j:plain ナイマは、クロエや鈴姬に劣らず非常に熱い。素直に読む限りは、ABNの中で最も裏切り者の可能性が低そうな人物である。

f:id:NeutralDigamma:20200130122031j:plain わうわうの方のナイマもこの通り、ほぼ疑う余地がない。

スタニスワフか、ナオミか

残りはスタニスワフとナオミの二択となる。

f:id:NeutralDigamma:20200130122645j:plain スタニスワフは「死ぬな、殺すな」の理念を説いている。「神を試せと唆す悪魔の声」とは、いかにもABNらしい表現である。

f:id:NeutralDigamma:20200130122702j:plain f:id:NeutralDigamma:20200130122711j:plain それに対する返答。ナオミは「死なない」と言っているだけで「殺さない」とは言っていない点が気にかかる。場合によっては殺しても良いと思っているのかもしれない。

f:id:NeutralDigamma:20200130123750j:plain 乾杯の場面。これがスタニスワフの最後のセリフである。一方のナオミには、このように積極的に賛同している描写はない。したがって、少々根拠が弱い感はあるが、ここは消去法でナオミとしておく。

結論

ABNの裏切り者は、ナオミである。